株式会社 遊友館
宵闇幻影奇譚:黄泉返り、共に歩むPBW

世界に潜む闇

人ならざる者が住む街、華羅市
人ならざる者の存在は、様々な常ならぬ者を魅き込む。在る者は味方として、在る者は敵として。
■業魔(ごうま)

 闇の存在達が生物の死体に憑り付き、その肉体を支配するようになった存在です。全体的に凶暴であり、他の生物を襲う傾向があります。
 業魔は元となった生物に関わらず夜行性であり、昼間に行動する業魔は稀です。

 業魔に殺された生物の死体は、闇の存在達を呼び込む性質を持つようになります。この為、結果的に業魔に殺された生物は高い確率で業魔となります。

●外見的な特徴
 憑り付いた生物の体の一部が異形化した外見をしています。また、異形化している部分に、拳大の石のような塊が露出しています。
 犬に憑り付いた場合は、犬型業魔、人に憑り付いた場合は、人型業魔となります。

●メンタリティー
 業魔は『この世界の生物を殺して、業魔へと変質させる』という本能的意思を持っています。
 業魔の知能は乗っ取った生物に応じた上に、大抵は元の生物より低い知能となる為、殆どの業魔はただ暴れるだけの存在で、人間並みの知能を持つ業魔はごく少数となっています。

 業魂の存在に気付いた業魔は、不完全な存在である業魂を滅ぼそうとして襲います。

●肉体的な能力
 業魔の肉体は、元となっている生物を擬態している人形のようなものと推測されています。
 業魔は、苦痛を感じたり、食欲や睡眠欲といった生物独特の本能に近い感覚も持っているようです。
 但し、これらの業魔の生体反応は全て擬態の一種と考えられています。生殖行為を行う業魔は確認できていますが、業魔の子供(?)は発見されておらず、生物の種として繁殖はできないと言われています。成長や老化・寿命はあるようですが、詳細は判明していません。
 切り取った爪や刈り取った髪の毛といったように、業魔の肉体から離れた部分は、一日程度すると突然霧散化して消滅してしまいます。

●負傷と回復
 怪我をすれば血や体液が出ます。酒に酔ったり、痺れ毒で体が痺れたり、病気になる事もあります。但し、完全に体が動かなくなったり、意識を失ったりする事はありません。頭部を破壊された場合は、頭のない状態でも動き続けます。視覚や聴覚等感覚器を破壊されると、その部位が修復するまで該当する知覚を失います。但し、脳を失っても、思考は通常通り行うことができるようです。
 損傷した部位は、どのような状態であっても、一日程度経過すると自然に元の状態に戻ります。

 業魔は擬態の一部を解除して戦闘形態を取る事があります。戦闘形態の業魔は驚異的な回復能力を持つようになり、損傷部位を即座に修復させたり、毒や病気を無効化したりします。

●業命石
 業命石は拳大の石の塊のような物体です。業魔の本体と呼べるもので、実際の業魔の思考は脳ではなく業命石で行われていると考えられています。
 業命石の色や形は様々で、常に一定の形をしている訳でもありません。
 業命石を破壊された業魔は消滅します。但し、業命石は通常の鉱物ではなく、視認する事はできますが、物理的に接触(破壊)する事はできません。業命石への接触(破壊)が可能だと確認できているのは、「業魔」「業魂と一体化した宵闇の者」のみです。


<カラス型業魔>
●霊視の力と感応波
 業魔は、幽霊や業魔・業魂・宵闇の者といった霊的に特殊な存在を視る事ができるようです。また、何らかの霊的な方法により、姿を隠している存在も視る事もできます。但し、肉眼で対象を直接視る必要があり、壁越しに視えることはありません。

 業魔は、微弱ながら特殊な感応波のようなものを常に発信しており、付近にいる業魔の存在を感知することができるようです。受信の有効半径は数百メートル程度です。この感応波を業魔以外の存在が感知することはできませんし、機械で受信することもできません。
 なお、業魂はこの感応波に感知されてしまいますが、宵闇の者は感知されません(業魂と一体化していると感知されます)。

<犬型業魔(戦闘形態) / 人型業魔(戦闘形態)>

illust by 岩武友雪(業魔)、釈氏トオル(ピンナップ)
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